国民年金が払えないと毎月約1万5千円づつ借金が増えるようなものですが、払いたくても払えずに滞納している人が約400万人程いるとも言われてて悩まれている方もとても多いんです。
どうしても支払いが難しい時は「国民年金保険料免除・納付猶予制度」というものを利用することも可能で、学生の場合には学生納付特例制度もあります。
仮に免除されると全額や4分の3、半額や4分の1など該当するものに調整されます。
ただし免除には落とし穴があります
免除など、面倒な話はすんなり進まないものです。
でも、その間にも滞納期間は増えていて、すでに最終通告のハガキが来ている場合には、交渉中に家族の財産まで差し押さえになるリスクもあります。
交渉する前に、ひとまずカードローンで借入れをして、滞納額をいくらかでも減らしておくと差し押さえも少し先延ばしできますよ。
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(カードローンは分割返済もできます)
また、免除をしてもらえることで、例えば納付額が4分の1などに大幅に減らしてもらえたとします。
これでひとまずは毎月の支払いがなんとかなりますが、実は「全額免除」と「納付猶予」以外の方は、不足分を後から払わないといけません。
結果的に、先延ばしにするだけなので、どんどん借金が膨らんでいるようなイメージになります。
もちろん、将来払えないと未納扱いなので、年金も出ません。
(例)2分の1免除→ 不足の2分の1を納めないといけない。
恐いのはこれだけじゃありません・・・
免除を利用すると損します
先ほどの解説のように、免除をしてもらっても結局は不足分を払わないといけません。
それだけならまだ納得できますが、後に収めたとしても普通の人のようには将来支給してもらえません。
(例)2分の1免除→ 不足の2分の1を納めた→ 老後もらえる額は8分の7(約88%)
(例)全額免除→ 不足額を全額納めた→ 老後もらえる額は半分
こんな恐ろしい結果が待っているんです。
このまま滞納を続けていると?
最終的には土地や家、預貯金や給料などを差し押さえられるようになります。
簡単に流れをまとめてみますね。
電話や郵便による催告状が届く
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特別催告状が届く
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所得調査がスタートする(家族も含めて)
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最終催告状が届く
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納付督励・来所通知が届く
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督促状が届く
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差し押さえ予告通知が届く
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財産の調査(密かに進む)
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(最後)財産の差し押さえをされて処分される。
その処分額は滞納金に使われます。
バイトやパート、何か仕事につけるなら借入れがオススメ
ここまでの内容をご覧いただくと、どんな対応をしてもらっても、滞納分をすぐに払う以外にまともな道はありません。
ひとまず借入れを利用して普通の人と同じように払っておけば将来には年金が満額もらえます!
そこで、収入がある方は大急ぎで。一方、無職の方は急いでパートやアルバイト、契約社員などになり、安心間の大きな大手のキャッシングを利用してまとめて完済しておく事をオススメします。
あとは、今後入る収入からキャッシングへコツコツと返済をすれば大丈夫です。
年金は自己破産のような特殊な事をしない限り、納付からまともに逃れるすべはありません。(まとも=将来損をしない方法で という意味です。)
それでも免除等を利用する場合には
社会人の方で健康で働ける条件が整っている方の場合には保険料納付猶予制度を利用するのは難しく、しかも申請を自らしないと誰も自動的には適用してくれませんのでその間も滞納額が増える一方になります。
また、扶養家族がいたり、ある程度の収入があるのに他に使い道があるために払いたくない場合など、個人的な優先順位の末に払えない場合などには当然適用は難しくなってきます。
新聞でもいろいろと書かれているのでわりと知られていますが2014年の春頃から制度が厳しくなったために、悪質な滞納者の場合には家族の年金を差し押さえるなどと言った手段も用意されていますので免除等を希望される場合にはお近くの社会保険事務所に相談をしてみましょう。
ただし、将来支給される額が人よりも少くなっても生活できる自信がある人・・・であれば。です。
私はそんな自信がありません。