仕事中に怪我をして、本当なら労災申請ができるはずなのに、職場がそんなムードじゃないこともあると思います。
勤務先がブラック企業なため、申請なんてすればなにか理由をつけられてクビにされる心配や、自分にも非があるために、申請するのが気が引ける方など、いろいろですよね。
でも、怪我で仕事に出れない間の生活費や病院での入院費用など、なんとかお金を確保しないと、たちまち目先の生活がなりたたなくなる・・・
そんな時は、とりあえず割り切って借り入れを使うしかありません。
別に、一度や二度の借り入れをしたからと言って、利用した履歴で今後の家や車のローンなどに影響が出ることもありません。
それに、今どきは初めて利用する人を優遇したサービスもあちこちから出ているため、初回利用者は利息がかからずに使えるところもあるんです。
最低限必要な金額だけを借りても、多少余裕を持たせて借りても、利息がかからないのなら余裕がある方がベストな選択だと思います。
ひとまずはそれでピンチをしのいでおき、来月の給料で返済をするか、生命保険のオプションに入院特約などがついている場合には、後日それでお金が戻ってくるので、返済にこまることもないと思います。
労災を使う人や給料の前借りはリストラ候補になるかも!
もちろんこれはブラック企業に限定された話ですが、労災を利用したり、給料の前借りをしようとする人は、なんだかんだ理由をつけられて、リストラ候補に名前が入るようです。
会社に迷惑をかけてしまう人は面倒だからいらないという事らしいです。
こんなひどい話があるのか?と思われるかもしれませんが、実際には、世の中のほとんどの会社がブラック企業なんですよね。
よほどしっかりとした大手企業で、労働組合なども存在しているところでないと、経営者や人事に嫌われればお終いです。
まして、中小企業などは「手間をかけられて面倒なヤツ」という印象を持たれれば、ひとたまりもありません。
だから、なるべく会社に負担をかけず、労災申請もしない人が沢山いるそうです。
国民健康保険の傷病手当金が支給されることはほとんどない
健康保険に加入されている人なら、プライベートで怪我をした場合でも、申請をすれば給料がもらえない間の生活費用などが支給されるという制度が”一応”あります。
でも、これは実際にはなかなか厳しいそうで、支給されることはほとんどないという話が有名なんです。
その理由は、支給そのものが「任意」の給付となっていることと、支給判断をするのが市区町村ということで、厳しい判断になるからなんだそうです。
今は支給するものが何もかも厳しい時代なんです。
ですので、とりあえずは生活費を確保して精神的に余裕を作ることをオススメします。