自動車税を払うお金が無い場合、借り入れをしてでも払わないと、最初に銀行口座を差し押さえされ、次に車や家を競売で処分させられます。
なお、支払い期限は、基本的に毎年5月末日です。
※例外として2015年のように曜日の関係で6月1日になることもあります。
預金口座の差し押さえは全ての終わりを意味します
もし、督促状が届いてもそのまま無視して滞納を続けていると、給与などの入る銀行口座を差し押さえられます。
給与口座が差し押さえられるということは、スマホの料金や家賃、車や家のローンなどが引き落としが不可能になります。
あらゆる口座支払いのもので滞納者扱いになってしまいます。
あちこちから督促が届いても、差し押さえられた口座はどうしようもないので、下手をすると、家も車も競売にかけれられ、残るのは家や車の多額のローンだけになる可能性があります。
そうなれば・・・・、もう自己破産まっしぐらです。。。
当然、自分の食費なんかも1円も手に入らなくなります。
車を差し押さえられれば無職までもまっしぐら
お住まいの場所によっては、差し押さえられれば通勤ができなくなり、そのままクビになってしまう可能性もあります。
通勤できなくなった人を送迎してくれる会社なんてありませんよね。
電車やバスで通えないとなれば、車の差し押さえ=無収入 という流れになるのもあつという間です。
差し押さえられた車の処分は激安扱い!
意外と知られていないのが、差し押さえられた車の処分は、本来の価値よりもはるかに安く処分されてしまうってことです。
仮に、自分の意思でごく普通に売却をすれば、200万円で売れるような車の場合でも、差し押さえられれば、たった100万円にしかならない可能性もあります。
特に、オーディオやエアロ、タイヤ・ホイールなどを社外品に交換している場合、買取専門店なら多少高く見積もりをしてくれるかもしれませんが、差し押さえだと、それらの後付けしたパーツの価値は配慮なんてしてくれないんです。
とにかく、最悪のケースになってしまわないためにも、どこからか借り入れができるのであれば、ひとまず自動車税は支払いをするのがベストです。
国や県などは、機械的に処理を進めるので、税金の滞納は銀行などへのローンの滞納よりもずっと厳しいですよ。
もし、どこからも借り入れができない場合には、ひとまず車を売却して、売却額から税金を払い、残ったお金でもう一度車を買う方法が最後の手段になります。
自動車税は約2万~8万円ほどなので、車を売ったお金から支払いをしても、割りきった中古車を選べば、すぐに買えるくらいにはなると思います。
もしくは、そのお金を頭金にすれば、ローンを使って、新車も買えるかもしれませんよ。