ローンのお悩み

ネット通販で返品すると今後は利用できなくなる

ネット通販で返品すると今後は利用できなくなるという話があります。a1180_001293

これって実は本当なんです。

ただし!場合によってですが・・

 

それはクーリングオフが当然できると思い込んで一方的にキャンセルをして返品をしてしまうケースになります。

もともと、クーリングオフは、通販などで購入したものが全て対象になるわけじゃありません。

この事実をご存知ない方もまだまだ多いそうで、私も最近まで詳しくは知りませんでした。

通信販売はクーリングオフの対象外です

クーリングができないものとして、通信販売のように購入者が自らの意思で連絡をとって注文をした場合が含まれています。

ただし、大手の通販サイトなどでは、ショップの寛大な対応として返品・返金に応じてくれるところもあります。

この場合が非常に注意しないといけない点なんです。

 

通常、「◯◯回払い」などと、分割払いでも金利手数料がかからないというメリットを掲げて、簡単にローン契約をしてもらおうとしているショップも沢山あります。

でも、この時、分割払いの契約をするためにローン会社の審査を受けて、その審査に通ってから分割払いが正式に認められるようになっています。

すでに購入している人は、「ああ、なんかそんな審査とか言ってたかも」という程度の認識かもしれません。

例えばトーカ堂やジャパネットの場合ですと(株)セディナとのローン契約をすることになっているんです。

ここで、そのセディナとすでにローン契約を結んでいる事が問題になってくるんです!

 ローン契約を無視して解約すると信用情報に傷がつく

24回払いなどのように、分割払いしたものを、途中で返品するという事は、例え購入から1日や2日しか経ってなくて、届いた荷物を開封さえしていなかったとしても、ローン利用歴に立派な傷がついてしまうんです。

ローン残高をまとめて完済してから終えるんじゃなくて、ローンの支払いが終らないうちに契約をぶち壊してしまうというイメージになってしまうからなんです。

このような裏事情を知らないために、「まだ開封もしてないから大丈夫だろう」とか「届いてから7日以内だからクーリングオフできるだろう」と安易に考えていると、信用情報機関に登録されている名前に「金融事故」の印がついてしまうんです。

 

何も悪気はなくて、しかも販売側も返金を快く受け入れてくれたとしても、結果的に信用できない顧客として記録されてしまっては、今後の通販での分割払いや車のローン、家のローンなど、あらゆるものが審査に落とされるようになってしまいます。

分割払いを利用するということは、信用情報機関のリストを必ずチェックされて、それに通過しないといけないからです。

一度こういった扱いで名前が記録されてしまうと、だいたい5年間はローンやキャッシングなどが利用できなくなってしまいます。

案外、これをやってる人は幅広い年齢層で存在するそうで、車のローンやキャッシングの申し込みの際に審査に立て続けに落ちても、どうして自分が審査に通らないか気がつかない事が殆どみたいです。

特に、「年収が少ない」「転職をしたばかり」「正社員じゃないから」と、ご自身で勝手に納得できる理由をみつけて勘違いをしたままでいるそうです。